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ECB次期総裁、ワイトマン氏かどうかはまだ不明=伊経済相
2018年02月21日(水)19時18分
[ローマ 21日 ロイター] - イタリアのパドアン経済・財務相は21日、ドイツ連銀のワイトマン総裁が来年秋に任期満了を迎えるドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の後任に就任することを当然視すべきでないと述べた。
欧州では、ユーログループ(ユーロ圏財務相会合)が19日、5月末に退任するコンスタンシオECB副総裁の後任としてスペインのデギンドス経済相を選定したことを受け、ドラギECB総裁の後任にユーロ圏北部出身者が選ばれる道が開かれたとみられている。
パドアン経済相はLa7テレビのインタビューで、ワイトマン氏が次期ECB総裁に就任するのは既定路線かと質問され、「ノーだ」と返答。「イタリアは、単一通貨の維持に不可欠だと分かる政策を望んでいる。われわれは常にドラギ総裁に感謝すべきだ。彼の決定の背後にある政治的に偉大な勇気がユーロを守ったからだ。もし彼が他者が求める機械的なルールに従ったら、そうはいかなかっただろう」と述べた。
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