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東京マーケット・サマリー(21日)

2018年02月21日(水)18時15分

<外為市場>

午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル高/円安の107円後半。午前は短期筋の買い戻しで上昇したが、午後は株安で上値が重くなった。

<株式市場>

東京株式市場で、日経平均株価は小幅に反発した。米国株は下落したものの、為替が円安方向に振れたことで輸出株を中心に買われ、相場を支えた。ただ、戻り待ちの売りが上値を押さえたほか、米株指数先物の不安定な動きを眺めて先物主導で売り圧力が強まって荒い値動きとなる場面もあった。

東証1部騰落数は、値上がり1087銘柄に対し、値下がりが897銘柄、変わらずが82銘柄だった。

<短期金融市場> 17時07分現在

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.048%になった。中堅地銀がマイナス0.03─マイナス0.04%付近、大手行や大手地銀がマイナス0.06─マイナス0.065%付近で調達した。ユーロ円3カ月金利先物はしっかり。中心限月18年6月限は前日清算値比0.5ティック高の99.925に上昇。中心限月は19日付で18年3月限から18年6月限に移行した。

<円債市場> 

国債先物中心限月3月限は前日比6銭高の150円78銭と反発して引けた。大規模な日銀買い入れなどを背景にした好需給要因が意識され、朝方から強含みの展開。日経平均が後場に入り急速に上値を重くする場面では、短期筋の買い戻しで上げ幅を広げた。現物市場は長期・超長期ゾーンを中心に利回りが低下。22日の20年債入札に備えた調整売りに対して、期末に向けた残高積み増しなどの買い需要が示された。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比1bp低下の0.050%。

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