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東京マーケット・サマリー(20日)
<外為市場>
午後5時のドル/円は、前日午後5時時点に比べてドル高/円安の106円後半。米国の休日に続き、きょうのアジア市場も中国や香港などが春節休暇中とあって、動意はほとんどなかった。夕刻に入ると、ドル/円はジリ高の動きになり、一時は107円台に乗せた。
<株式市場>
東京株式市場で日経平均は4日ぶりに反落した。前日に回復した節目の2万2000円の水準を1日で割り込み、下げ幅は一時300円を超えた。前日の米国市場は休場だったが、直近で日本株は急ピッチで戻していたこともあり、利益確定売りが優勢となった。東証1部の売買代金は連日で今年最低となった。
東証1部騰落数は、値上がり1027銘柄に対し、値下がりが949銘柄、変わらずが90銘柄だった。
<短期金融市場> 17時09分現在
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.045%になった。積み期序盤で資金調達ニーズが弱かった。ユーロ円3カ月金利先物は期先にかけて弱含み。新発3カ月物国庫短期証券(TB)は同0.005%低いマイナス0.185%で出合いを付けた。
<円債市場>
国債先物中心3月限は前日比3銭安の150円72銭と小幅下落して引けた。前日の米国市場が休場で海外要因からの手掛かりに欠く中、為替が円安に振れたことなどから上値の重い展開。流動性供給(対象:残存5年超15.5年以下)入札は無難な結果だったが、積極的に買い進む動きがみられず、狭いレンジでの値動きに推移した。現物市場は閑散。目立った売りはみられず出合い薄。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比0.5bp上昇の0.060%。