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第4四半期の独GDP速報値は前期比+0.6%、インフレは低水準
2018年02月14日(水)18時46分
[ベルリン 14日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が14日に発表した2017年第4・四半期の国内総生産(GDP)速報値(季節調整済み)は前期比0.6%増となり、市場予想と一致した。輸出が好調だった。
第3・四半期のGDPは0.7%増に下方改定された。
第4・四半期は、政府支出が増加する一方、家計支出はほぼ変わらずだった。GDP統計の詳細は23日に発表される。
前年比では日数調整済みで2.9%増となり、予想の3.0%増を下回った。
2017年通年のGDPは2.2%増。日数調整済みでは2.5%増で、2011年以来の高い伸びとなった。
INGのエコノミスト、カルステン・ブルゼスキ氏は、ドイツ経済は過去36四半期のうち33四半期で平均0.5%という「素晴らしい」水準で拡大していると指摘。「過去のサイクルから判断して、少なくとも1─2年は過熱の兆候なく今のペースで拡大が続く」述べた。
同時に発表された1月のEU基準消費者物価指数(HICP)改定値は前月比1.0%低下、前年比1.4%上昇し、加熱の兆しは見られなかった。
国内基準消費者物価指数(CPI)改定値は前月比0.7%低下、前年比1.6%上昇。
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