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欧州市場サマリー(22日)
[22日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 反落して取引を終えた。ブックメーカー(賭け屋)が著しく値を下げた。ポンド高も相場の重しとなった。
ブックメーカーのウィリアム・ヒル
ポンドの上昇を受け生活必需品銘柄がFT100種を最も大幅に押し下げた。海外で収益を上げる世界最大の蒸留酒メーカー、ディアジオ
一方、医療サービスのNMCヘルス
ロンドン株式市場:[.LJP]
<欧州株式市場> 続伸して取引を終えた。合併・買収(M&A)の動きが材料視された。世界的に株価が上昇し続ける中、米国の政府閉鎖は懸念材料と見なされていないもようだ。
ユーロSTOXX指数<.STOXXE>は10年ぶりの高値を更新した。
スペインのIBEX指数<.IBEX>は1.0%上昇し、2017年8月以来の高値となった。 格付け会社フィッチ・レーティングスがスペインを格上げしたほか、その影響でスペイン10年債の利回りは6週間ぶりの低水準に低下した。
この日は銀行と石油株が相場の押し上げ要因だった。また、通信や高級品、製薬部門におけるM&Aの報道が主要な材料だった。
フランスの通信大手オレンジ
イタリアの高級品ECサイト運営会社、ユークス・ネッタポルテ(YNAP)
一方、フランスの製薬大手サノフィ
欧州株式市場:[.FJ]
<ユーロ圏債券> 格付け引き上げを受け、スペイン国債利回りが6週間ぶりの水準に低下し、ギリシャの短期債利回りも下がった。
フィッチ・レーティングスは19日、スペインの長期外貨建ておよび現地通貨建ての発行体デフォルト格付け(IDR)を「BBBプラス」から「Aマイナス」に引き上げた。格付け見通しは安定的。
堅調なペースかつ比較的裾野の広い景気回復を支えとしたマクロ経済上の不均衡縮小による恩恵が継続していると指摘した。
また、カタルーニャ自治州を巡る情勢は政治リスクとしつつも、経済への影響はこれまでのところ限定的との認識を示した。
S&Pグローバル・レーティングは19日、ギリシャの外貨・現地通貨建て長期ソブリン格付けを、従来の「Bマイナス」から「B」に引き上げた。財政面で改善がみられるためなどとした。見通しは「ポジティブ」。
スペイン10年債
スペインとドイツの10年債利回り差は89bp前後と、2015年3月以来の水準に縮小した。
ギリシャ2年債利回り
RBCの欧州金利戦略部門責任者は、ギリシャが欧州の支援を受ける可能性に道が開けるなどの展開となれば、市場は大きく好感すると見通した。
ドイツ連立協議を巡る期待も、周辺国債券の地合いを下支えした。
米政府機関閉鎖が3日目に突入するなか、域内国債利回りの大半は米国債に追随して高めに推移した。
ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]