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欧州市場サマリー(21日)
[21日 ロイター] -
<為替> ドルが主要通貨に対し幅広く下落。米10年債利回りに追随したほか、23日に感謝祭の祝日を控え、前日の上昇を受けた利益確定売りが広がった。
<ロンドン株式市場> 続伸して取引を終えた。3週間ぶりの大幅高だった。好決算を発表した銘柄が買われたほか、消費関連株も値を上げた。
格安航空会社イージージェット
たばこ大手のインペリアル・ブランズ
<欧州株式市場> 続伸して取引を終えた。欧州経済の基調的な底堅さや、それに伴う世界経済の拡大に関する期待が相場を押し上げた。
ドイツのクセトラDAX指数<.GDAXI>は0.83%上昇。ドイツの連立協議決裂を受け、メルケル首相は20日、少数政権を率いるより、再選挙実施が好ましいとの考えを示した。
前日に中期見通しを引き上げたドイツの自動車大手フォルクスワーゲン(VW)
ドイツ民放大手のプロジーベンSAT1
<ユーロ圏債券> 独仏利回り格差が2010─12年のユーロ圏債務危機以前の水準に縮小した。
ユーロ圏最大の経済規模を持つドイツと第2位のフランスの国債利回り格差は2月、仏大統領選挙で反欧州連合(EU)派の極右政党・国民戦線(FN)のマリーヌ・ルペン党首が勝利するのではないかとの懸念から80ベーシスポイント(bp)近辺に拡大していた。ただ大統領選では中道派のエマニュエル・マクロン氏が勝利、仏独国債利回り格差は縮小に転じた。
この日の取引では仏10年債
高利回りが魅力となりスペイン10年債