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今年の仏成長率は1.7%の見通し、前回予想引き上げ=OECD
2017年09月14日(木)17時33分
9月14日、経済協力開発機構(OECD)は、フランス経済に関する報告書を公表し、2017年と2018年の経済成長率見通しを引き上げた。写真はルノーの工場。パリで2月撮影(2017年 ロイター/Benoit Tessier)
[パリ 14日 ロイター] - 経済協力開発機構(OECD)は14日、フランス経済に関する報告書を公表し、2017年と2018年の経済成長率見通しを引き上げた。
2017年の成長率は1.7%と予想し、6月に示した前回見通しの1.3%を上方修正した。成長率が1.7%となれば、2011年以来の高成長となる。ただ、ユーロ圏の平均は依然として下回っている。
2018年は1.6%で、前回見通しの1.5%を上方修正した。
OECDは報告書で、マクロン大統領の改革案についてはおおむね好意な評価を示したが、公的支出を段階的に削減し、財政状態の改善を図る必要がある、と指摘した。フランスの公的支出はOECD加盟国で最高水準となっており、国内総生産(GDP)の56%超に相当する。
OECDは、フランスの公的セクターの赤字について、今年はGDP比3.0%で、2018年は2.9%に低下するとの予想を示した。
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