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NY市場サマリー(18日)
[18日 ロイター] - <為替> 前日に1年5カ月ぶり安値をつけたドル/円が上昇した。日本当局が円高にどう対応するかに注目が集まった。ドルは、大半の主要通貨に対しても上昇した。米連邦準備理事会(FRB)が世界市場動向に慎重な見方を示し、ドルが2日連続で売られていたが、ショートカバーが入った。ドル/円
NY外為市場:[USD/J]
<債券> 国債価格が5日続伸。米連邦準備理事会(FRB)による年内の利上げ回数が当初の見通しより少なくなるとの見方が広がるなか、買いが優勢となった。週間では10年債利回りが2月中旬以来の下げ幅となったほか、2年債利回りは2014年10月以来、約1年半ぶりの大幅な下げを記録した。FRBが16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後に公表したドット・プロット(今後の政策金利の推移を点で示したグラフ)によると、年内の利上げ回数は2回が見込まれている。CMEフェドウオッチによると、金利先物市場が織り込む6月利上げの確率は42%(前日は43%)、12月までの追加利上げの確率は72%となっている。
米金融・債券市場:[US/BJ]
<株式> 主要3指数が続伸して取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)が16日により緩やかな利上げペースを示唆したことに加え、経済の先行きに明るさがみえることが株価を押し上げている。S&P総合500種指数は18日、今年初めて昨年末比でプラス圏に浮上した。ダウ工業株30種平均は今週、全営業日値上がりし、17日には昨年末比で初めてプラス圏に入った。米金融大手のバンク・オブ・アメリカ(バンカメ)
米国株式市場:[.NJP]
<金先物> 前日の急上昇の反動から売りが出て、反落した。中心限月4月物の清算値は前日比10.70ドル安の1オンス=1254.30ドル。
NY貴金属:[GOL/XJ]
<米原油先物> 米追加利上げペースの鈍化観測を背景としたドル売りが一服し、割安感などから買われてきた原油は利食い売りの台頭などで3日ぶりに反落、米国産標準油種WTIは再び1バレル=40ドルを割り込んだ。WTIの中心限月4月物の清算値は前日比0.76ドル(1.89%)安の39.44ドル。週間では2.4%高となり、4週連続で上昇した。
NYMEXエネルギー:[CR/USJ]