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ドルは113円半ば、実需筋などの買いが押し上げ
2016年03月10日(木)12時16分
3月10日、正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル高/円安の113.58/60円だった。写真は都内で2010年9月撮影(2016年 ロイター/Yuriko Nak)
[東京 10日 ロイター] - 正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル高/円安の113.58/60円だった。朝方は利益確定売りに押されたが、その後は実需筋のドル買いや中国経済指標の予想比上振れなどで上昇した。
朝方113.30円付近だったドルは、日本勢の利益確定売りなどで113.15円までじりじり下げた。五・十日ということもあり、仲値公示付近では輸入企業のドル買い/円売りが流入。113円前半にあった20日移動平均線や日足一目均衡表の転換線などを上抜けたことで、買いに弾みがついた。
その後、中国で発表された消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったことも押し上げ要因となり、午前11時頃までにドルは113.69円まで上昇。正午にかけては高値圏でもみあった。
午前は日銀の黒田東彦総裁や岩田規久男副総裁の発言が伝わったが、市場の反応は限定的だった。
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