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米、メキシコ産トマトの反ダンピング調査中止に同意
2019年08月22日(木)06時31分
[メキシコ市 21日 ロイター] - メキシコのマルケス経済相は21日、米政府がメキシコ産トマトの反ダンピング(不当廉売)調査を中止することに合意したと発表した。
米国に輸出されるメキシコ産トマトの大多数が、国境で検査を受けることになるが、数カ月にわたる両国の対立に終止符が打たれることになる。
米政府とメキシコの生産者の間で合意が成立した。同相がツイッターで明らかにした。
メキシコの複数の生産者によると、今回の合意における国境での品質管理検査の割合は92%に達するとしたが、米商務省は同数値には国境での検査要件に含まれていないつる付きトマトが含まれているため正確ではないとし、商務省の推計では66%とした。
米商務省は5月、米国による反ダンピング調査の停止を決めた協定を両国が更新できなかったことを受けて、メキシコ産トマトに17.5%の輸入関税を導入。関税導入後、両国は交渉を続けてきた。
メキシコ政府によると、同国は年間約20億ドル相当のトマトを米国に輸出している。
*内容を追加しました。
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