ニュース速報

グアテマラ憲法裁、難民巡る「安全な第三国」指定に差し止め命令

2019年07月16日(火)12時41分

[グアテマラ市 15日 ロイター] - 米国を目指す難民の受け入れ問題を巡り、中米グアテマラの憲法裁判所は、モラレス大統領が同国を「安全な第三国」と宣言することに対する仮差し止め命令を下した。

判決は14日遅くに出た。これより先、グアテマラ政府はワシントンで予定されていたモラレス大統領とトランプ米大統領との会談が延期されたと発表。会談でモラレス氏は、グアテマラを米国の「安全な第三国」とすることに合意するとみられていた。

米国は、同国での難民申請を目指して北上する移民をグアテマラやメキシコなどの諸国が受け入れるよう求めている。

米政府は15日、米国への難民申請手続きに新たな基準を導入し、中米などから北上する移民に対し、米国到着前にまず、メキシコやグアテマラなどの「第三国」で迫害もしくは拷問からの保護を求める難民申請を行うよう義務付けると一方的に発表。

グアテマラ憲法裁の訴訟は、政府の人権オンブズマンや外相経験者4人が提起。「安全な第三国」指定はグアテマラの住民に有害で、「極めて重大」な措置だと訴えていた。

原告の1人であるエドガー・グティエレス元外相は憲法裁による「明確な判断」だったと評価。「われわれは大惨事をまぬがれた」とした。

グアテマラ政府は判決についてコメントしていない。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

ロイター
Copyright (C) 2019 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

ニュース速報

ビジネス

日銀、生産判断の下方修正を検討へ=関係筋

ビジネス

焦点:社用機の私的利用、米企業の租税負担に重圧

ワールド

アングル:トランプ氏のアフガン電撃訪問、WHの秘密

ビジネス

米ホワイトハウス、議会に弾劾公聴会への参加拒否を通

MAGAZINE

特集:仮想通貨ウォーズ

2019-12・10号(12/ 3発売)

ビットコインに続く新たな仮想通貨が続々と誕生── 「ドル一辺倒」に代わる次の金融システムの姿とは

人気ランキング

  • 1

    食肉市場に出回るペット 出荷前には無理やり泥水を流し込み...

  • 2

    文在寅の経済政策失敗で格差拡大 韓国「泥スプーン」組の絶望

  • 3

    日米から孤立する文在寅に中国が突き付ける「脅迫状」

  • 4

    殺害した女性の「脳みそどんぶり」を食べた男を逮捕

  • 5

    ウイグル人権法案可決に激怒、「アメリカも先住民を…

  • 6

    韓国保守派のホープを直撃した娘の不祥事

  • 7

    5G通信が気象衛星に干渉し、天気予報の精度を40年前…

  • 8

    韓国ボイコットジャパンは競馬にまで 「コリアカップ…

  • 9

    中曽根政権の5年間で日本経済は失われた

  • 10

    ヘアカラーと縮毛矯正に潜む乳がん発症リスク

  • 1

    「愚かな決定」「偏狭なミス」米専門家らが韓国批判の大合唱

  • 2

    食肉市場に出回るペット 出荷前には無理やり泥水を流し込み...

  • 3

    「日本の空軍力に追いつけない」アメリカとの亀裂で韓国から悲鳴が

  • 4

    元「KARA」のク・ハラ死去でリベンジポルノ疑惑の元…

  • 5

    「韓国は腹立ちまぎれに自害した」アメリカから見たG…

  • 6

    GSOMIA失効と韓国の「右往左往」

  • 7

    GSOMIA継続しても日韓早くも軋轢 韓国「日本謝罪」発…

  • 8

    文在寅の経済政策失敗で格差拡大 韓国「泥スプーン」…

  • 9

    何が狙いか、土壇場でGSOMIAを延長した韓国の皮算用

  • 10

    日米から孤立する文在寅に中国が突き付ける「脅迫状」

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

英会話特集 資産運用特集 グローバル人材を目指す Newsweek 日本版を読みながらグローバルトレンドを学ぶ
日本再発見 シーズン2
CCCメディアハウス求人情報
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
メールマガジン登録
CHALLENGING INNOVATOR
売り切れのないDigital版はこちら

MOOK

ニューズウィーク日本版別冊

絶賛発売中!