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英ポンド、労働党政権なら上昇=影の財務相

2019年07月16日(火)12時19分

[ロンドン 14日 ロイター] - 英野党・労働党で「影の財務相」を務めるジョン・マクドネル議員はサンデー・タイムズ紙に対し、総選挙で労働党が勝利すれば、ポンドが上昇すると予想、資本流出の引き金になることはないの見方を示した。

英国では欧州連合(EU)離脱を巡る政治的な混迷を受けて、総選挙の早期実施観測が浮上。与党・保守党の支持率は低下しており、以前は可能性が低いとみられていた労働党政権の発足を予想する声も出ている。

マクドネル議員は、労働党のコービン党首の右腕。

マクドネル議員は、新税の導入、国有化、大規模投資の計画について、市場がパニックに陥ることはないだろうと発言。「どちらかと言えば、我々が示した計画の結果を受けてポンドが上昇すると思う」と述べた。

労働党は、合意なき離脱に反対。保守党のボリス・ジョンソン前外相が首相に就任し、EUと離脱協定を締結した場合は、国民投票を実施し、EU残留を訴える方針だが、労働党が政権に就いた場合、EU離脱を完全に撤回するかどうかは決定していない。

市場では、社会主義者のコービン氏が2015年に労働党党首に就任して以降、同氏の計画が導入されれば、不透明感が増し、国内経済が混乱するとの懸念が浮上している。

マクドネル氏は2017年、同氏の計画で資本流出やポンド安が進むとは考えていないとしながらも、そうした事態に備えた「シナリオ立案」が必要だと発言。その後、同氏の経済計画を巡り市場関係者と定期的に会合を開いている。

マクドネル氏は「自分たちの計画がどのようなものになるかを把握している。市場も事前にしっかり把握し、適切に反応するだろう。資本流出をベースにするようなものにはならないだろう」と述べた。

労働党は、株式と交換に債券を発行して水利事業や郵便事業などを国有化することを計画。10年間にわたって5000億ポンドの公共投資を実施する計画の概要も示している。

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