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トランプ氏、米政権酷評で辞任の英大使に「幸運祈る」
2019年07月13日(土)01時37分
[ワシントン 12日 ロイター] - トランプ米大統領は12日、 極秘公電でトランプ政権を酷評した問題を巡り今週辞任した英国の駐米大使キム・ダロック氏に対し「幸運を祈る」と述べた。
ダロック氏が英政府向けの公電でトランプ政権を「機能不全」で「無能」と評していたとの報道を受け、トランプ大統領は同氏を「いかれた男」、「思い上がったばか者」などと批判。一連の騒動を受け、ダロック氏は10日辞任した。
トランプ大統領はこの日記者団に対し「今後のダロック氏の幸運を祈る」と語った。その上で「英国は情報漏えい問題を食い止めるべきだ」と釘を刺した。
ダロック氏に対する批判的な姿勢を和らげた理由は明確にしなかったものの、「彼が私についてとても良いことも言っていたと耳にした」と付け加えた。
英紙メール・オン・サンデーによると、ダロック氏はトランプ政権を酷評しつつも、トランプ大統領に再選の見込みがあるとし、トランプ氏が「映画『ターミネーター』の最後のシーンのアーノルド・シュワルツェネッガーのようにぼろぼろになりながらも、炎の中から不死身で蘇る可能性がある」と評していた。
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