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各国中銀の金融政策「著しく進歩」、世界金融危機受け=英中銀総裁
2019年06月19日(水)05時45分
[シントラ(ポルトガル) 18日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)のカーニー総裁は18日、10年前に世界が金融危機に見舞われてから各国中央銀行が経済運営の方法を変更したことで、金融政策は「著しく進歩した」との考えを示した。
カーニー総裁は欧州中央銀行(ECB)が主催した会合で、フォワードガイダンスの活用や銀行システムへの流動性供給策などを挙げ、「他の多くの面と同様に、(金融政策でも)欧州には豊かな歴史がある。これにより未来も明るい」と述べた。
英中銀は20日に金融政策委員会での決定を発表するが、カーニー総裁はこの日の発言は決定には何の関連もないと述べた。ロイターが実施した調査では、今回の金融政策委員会では9人の委員が全会一致で金利据え置きを決定するとの予想が示されている。
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