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正午のドルは108円後半、米長期金利の持ち直しで6日ぶり高値
2019年06月17日(月)12時14分
[東京 17日 ロイター] - 正午のドル/円はニューヨーク市場午後5時時点(108.55/58円)に比べ、若干ドル高/円安の108円後半。
米長期金利の持ち直しを受けて、一時108.71円と6日ぶりの高値をつけた。
ただ、米国を巡るリスクは、中国との貿易摩擦に加え、対イラン問題も加わり、広がる一方で、外為市場では買うべき通貨が見当たらないなか「渋々ドルを買っている状況」(FX会社)だという。
米10年国債利回りは現在2.1098/1081%付近。同利回りは一時2.1133%と、早朝の2.0821%から持ち直して上昇した。
上昇の背景は「(短期筋が)複数回の米早期利下げを織り込み過ぎたため、FOMC(米連邦公開市場委員会)を控えて若干のポジション調整的な売りが出た」(外国銀)ためとみられる。
多数のプライマリーディーラー(米公認政府証券ディーラー)はFRBが今夏から利下げを開始すると予想しているが、ゴールドマンと他の数社のプライマリーディーラーは企業活動や消費者動向が大幅に悪化しない限り、早期の利下げはないとみる。
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