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第1四半期の独GDP改定値、前期比+0.4% 家計支出や建設が寄与
2019年05月23日(木)17時17分
[ベルリン 23日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が発表した第1・四半期の国内総生産(GDP)改定値は前期比0.4%増だった。速報値から改定はなかった。
家計支出や建設が寄与した。輸出も予想以上に底堅かった。
民間消費は1.2%増と、2011年以降で最大の増加。GDP伸び率への寄与度は0.6%ポイントだった。
建設投資は1.9%増。寄与度は0.2%ポイントだった。
貿易摩擦や事業の先行き不透明感にもかかわらず、輸出が輸入を上回るペースで増加。純輸出の寄与度は0.2%ポイントだった。
ドイツ経済は昨年第3・四半期に0.2%のマイナス成長を記録。昨年第4・四半期はゼロ成長で、辛うじて景気後退を免れた。
ただ、貿易摩擦や英国の欧州連合(EU)離脱を巡る事業の先行き不透明感を背景に、ドイツ経済の見通しは依然として芳しくない。
ドイツ政府は今年の経済成長率予測を0.5%に下方修正している。
*内容を追加しました。
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