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トルコ、シリア国籍の男拘束 ANZAC式典で攻撃計画か=警察
2019年04月25日(木)11時31分
[イスタンブール 25日 ロイター] - トルコ当局は、同国ガリポリで行われる第1次世界大戦の式典で攻撃を計画していたとみられるとして、過激派組織「イスラム国」(IS)のメンバーとされる男の身柄を拘束した。警察当局が24日、明らかにした。式典には数百人のオーストラリア人とニュージーランド(NZ)人が出席する。
警察の報道官によると、男はシリア国籍で、ガリポリ半島に近いトルコ北西部テキルダー県で拘束された。
第1次大戦中の1915年4月にオーストラリア・NZ連合軍団(ANZAC)がトルコのガリポリ半島に上陸したことを記念する式典に参加するため、毎年多くのオーストラリア人とNZ人がトルコを訪問する。
24日には、オーストラリア、NZ、トルコ、その他の国の兵士らが同半島で複数の式典を行った。25日の夜明けにはANZACの上陸を記念する行事が行われる。
デミロレン通信によると、男は3月にNZのモスク(イスラム礼拝所)で発生した銃乱射事件への報復として、攻撃を準備していたという。
警察の報道官は、拘束された容疑者がいつ攻撃を計画していたかは明らかにしなかった。
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