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米国務省、ミャンマー最高裁のロイター記者上告棄却に遺憾表明
2019年04月25日(木)04時38分
[ワシントン 24日 ロイター] - 米国務省は24日、ミャンマーの最高裁がイスラム教徒少数民族ロヒンギャの取材を巡り国家機密法違反の罪に問われ拘留されているロイター記者2人の上告を棄却したことを受け、極めて遺憾との声明を発表した。
ミャンマー最高裁は前日、ロイターのワ・ロン記者(33)とチョー・ソウ・ウー記者(29)の判決公判で、それぞれ禁錮7年としていた下級審の判決を支持し、上告を棄却。ロヒンギャ虐殺疑惑を取材していた2人は2017年12月に逮捕され、16カ月以上身柄を拘束されている。
国務省は声明で、ミャンマー最高裁による判断は「表現の自由や同国でのジャーナリスト保護に反するもの」と批判。さらに、米国はミャンマーにおけるジャーナリストや活動家らの拘束を「深く懸念している」との認識を示した。
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