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スリランカ連続爆破、外国組織が関与の公算=米大使
2019年04月24日(水)19時31分
[コロンボ 24日 ロイター] - 米国のテプリッツ駐スリランカ大使は24日、スリランカで起きた連続爆破事件について、攻撃の規模と巧妙さから見て、過激派組織「イスラム国」(IS)など外国の組織が関与している公算が大きいとの見方を示した。
事件による死者は359人に増えた。ISは犯行声明を出したが、犯行の証拠は示していない。
スリランカ当局は、ISとの関連が疑われる国内の2つのイスラム組織が攻撃に関与したとの見方を示している。自爆犯9人は、裕福な家庭の出身で教育水準も高かった。女1人が含まれている。
テプリッツ大使は「攻撃の規模、調整のレベル、攻撃の巧妙さを見ると、海外との関連が疑われる」と指摘。米連邦捜査局(FBI)と米軍が捜査に協力していることを明らかにした。
スリランカの政府高官は、攻撃に関する情報を事前に入手していたにもかかわらず、適切な対応が行われていなかったことを認めた。
政府高官によると、事件発生からこれまでに60人が事情聴取のため拘束された。治安関係者によると、シリア人1人が含まれている。
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