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ミャンマーのロイター記者拘留継続は容認し難い=国連事務総長
2019年04月24日(水)10時58分
[国連 23日 ロイター] - グテレス国連事務総長は、イスラム教徒少数民族ロヒンギャの取材を巡り国家機密法違反の罪に問われたロイター記者2人の訴追は「容認しがたい」として、今後も釈放を目指す方針を述べた。ドゥジャリク報道官が23日、明らかにした。
ミャンマー最高裁は23日、ロイターのワ・ロン記者(33)とチョー・ソウ・ウー記者(29)の判決公判で、それぞれ禁錮7年としていた下級審の判決を支持し、上告を棄却した。
ドゥジャリク報道官は、これを受けて記者団に、「事務総長は引き続き、(2人の)拘留継続について心配している」と説明。
さらに「この2人の記者がラカイン州のロヒンギャ族に対する重大な人権侵害を取材したことで訴追される事態は容認し難い。2人の釈放とジャーナリストの保護強化を推進し、尽力していかなければならない」と述べた。
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