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スリランカ同時多発攻撃、当局が事前にインドから情報入手か
2019年04月24日(水)04時34分
[コロンボ 23日 ロイター] - スリランカで21日発生した同時多発攻撃で、当局が事前に情報を得ていたことが、関係筋3人の証言で明らかとなった。
スリランカの防衛筋とインドの政府筋によると、最初の攻撃の2時間前にインド情報当局からスリランカ側に情報が寄せられたという。また別のスリランカ防衛筋は、攻撃の「何時間も前」に通報があったと証言した。
スリランカ筋は20日夜の段階でインド側が通報してきたと指摘。インド政府筋は同様の情報がスリランカ側に今月4日と20日にもたらされたとした。
スリランカ大統領府やインド外務省からのコメントは得られていない。スリランカではシリセナ大統領とウィクラマシンハ首相との対立が続いており、こうした政治的混乱が当局による適切な事前対応を欠く原因になったともみられている。
同時多発攻撃では300人以上が死亡。過激派組織「イスラム国(IS)」がこれまでに犯行声明を発表した。スリランカ政府高官は23日、今回の攻撃が3月にニュージーランドのモスク(イスラム教礼拝所)で発生した銃乱射事件の「報復」との見方を示した。[nL3N22520Q]
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