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米S&P500で「ゴールデンクロス」成立、上昇局面入り示唆
2019年04月02日(火)15時51分
[ニューヨーク 1日 ロイター] - 1日の米株式市場はS&P総合500種株価指数<.SPX>の移動平均線で短期が長期を下から上に突き抜ける「ゴールデンクロス」が成立し、テクニカル的に今後の上昇相場入りを示唆した。
S&P総合500種でゴールデンクロスが成立したのは2016年4月以来。同指数は1日に1.16%上昇した。
CFRAのチーフ投資ストラテジスト、サム・ストバール氏は、ダウ平均も2週間ほど前にゴールデンクロスが成立したが、今後の相場の動きを予想する上でS&P指数の方が信頼度が高いと指摘した。
S&P指数は昨年12月始めには移動平均線で短期が長期を上から下に突き抜ける「デッドクロス」が生じていた。
市場参加者すべてがテクニカル面でのこういった動きを重視しているわけではないが、相場の流れを確認するのに良いととらえる向きもある。
ウェリントン・シールズのアナリスト、フランク・グレッツ氏は「基本的にポジティブな環境の中で、新たに好材料が出てきた」と述べた。
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