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過去最大101兆円超、19年度予算成立 財務相「消費増税に万全の対策」
2019年03月27日(水)18時20分
[東京 27日 ロイター] - 一般会計総額が101兆4571億円の2019年度予算は27日午後の参院本会議で、与党などの賛成多数で可決、成立した。消費増税対策2兆円超を盛り込み、歳出総額は初めて100兆円を超えた。予算成立後、麻生太郎財務相は「10月の消費増税に向け、万全の対策を打った」と国会内で記者団に語った。
19年度予算は2日に衆院を通過し、憲法の衆院優越規定により年度内の成立が確定していた。予算成立後は統一地方選や夏の参院選をにらんだ「選挙モード」が本格化する見通しだ。
19年度予算のうち「臨時・特別の措置」として計上した消費増税対策は2兆0280億円。強靭化関連にも歳費1兆3475億円を充て、歳出総額は7年連続で過去最大を更新する。
政府は当初、歳出総額を101兆4564億円としていた。毎月勤労統計の不正処理を受けて年初に閣議決定をやり直した。
*内容とカテゴリーを追加しました。
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