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中国、カナダ産菜種の禁輸措置拡大 検疫で新たに害虫検出
2019年03月27日(水)03時29分
[北京/オタワ 26日 ロイター] - 中国の税関総署(GAC)は26日、カナダ産キャノーラ(菜種)の輸入禁止措置を拡大すると発表した。検疫で新たに害虫が検出されたためとしている。
禁輸対象となるのはカナダの穀物流通大手バイテラ[VILC.UL]の菜種で、即日実施される。中国は今月初め、同様の理由でカナダのリチャードソン・インターナショナルの菜種を禁輸処分としたばかり。
両国は中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]の問題を巡って対立が続いている。
トルドー首相は同日、記者団に対し、カナダ政府は問題解決に取り組んでいるとした上で、安全上の懸念払拭に向け中国に高官代表団を派遣することを検討しているとした。
業界団体のカナダ菜種協議会によると、同国の菜種や菜種油などの輸出に占める中国の割合は約4割となっている。
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