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IMF、米FRBの「忍耐強い」姿勢を支持=報道官
2019年03月22日(金)01時16分
[ワシントン 21日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は21日、米連邦準備理事会(FRB)が示している利上げ休止姿勢について、経済の先行き不透明性に対する堅実な対応として、支持を表明した。
IMFのライス報道官は定例記者会見で「米経済が直面する数々の世界的な不確実性を踏まえると、フェデラルファンド(FF)金利誘導目標の将来的な変更について忍耐強くあるとするFRBの決定をIMFは支持している」と述べた。
その上で「FRBが引き続きデータに依存して決定を行うとしていること、また明確なコミュニケーションをとっていることで、政策決定による市場混乱や波及的影響は最小化されると確信している」と述べた。
FRBは20日までの2日間の日程で開いた開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、年内の想定利上げ回数をゼロとしたほか、バランスシート縮小を9月に終了することを決定。ハト派的な政策スタンスへの転換を鮮明にした。
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