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FRB当局者ら、バランスシート縮小の年内停止に言及
2019年02月23日(土)06時13分
[ニューヨーク/サンフランシスコ 22日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)当局者らは22日、FRBがバランスシート縮小を年内に停止する可能性に言及した。
フィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁は、金融政策に関する会合で「年内に保有資産の縮小を終わらせることで、準備の減少ペースを著しく落とすことができると提案した」と表明した。
また「正常化策が始まった当初、私はペンキが乾くのを見守るような(退屈な)政策になると約束した。実際それは緩やかで、ありきたりで、一辺倒な動きだが、最近の市場の関心ぶりを目の当たりにしていると、私は乾いたペンキの魅力を見くびっていたようだ」と話した。
クオールズ副議長(金融規制担当)もハーカー総裁に同意し「準備に対する需要水準が不透明で、慎重な姿勢が正当化される」と指摘。FRB内で「年後半」の縮小停止に関する議論があったとし、必要な場合に備えバランスシートの規模を十分な大きさに保つことが望ましいと述べた。
こうした中、セントルイス連銀のブラード総裁はやや異なる見解を示し、金利がゼロを大きく上回る状態でバランスシートを縮小しても、マクロ経済への影響は「軽微」とした。
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