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FRB、先入観持たず政策の枠踏み見直しへ=クラリダ副議長
2019年02月23日(土)04時09分
[ニューヨーク 22日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長は22日、FRBは今年、先入観を持たず金融政策の枠組みの見直しに着手するとの見解を示した。
クラリダ副議長は「経済は常に進化し、新たな政策課題を提示する」とし、「そのため、先入観を持たず、現在の慣行を再考し、議会から付与されたFRBの責務達成に向けた能力の向上につながる考えを検討することが理にかなっている」と述べた。
副議長によると、FRBは年内に開く地域会合や学会を通じ、現在の柔軟なインフレ目標政策を見直し、二大責務である物価安定と完全雇用の達成に向けた戦略や手法、コミュニケーションを調整する可能性がある。
副議長は「政策の枠踏みのいかなる改善や大幅な変更も、FRBの二大責務の達成と維持を目的としたものとなる」と語った。
政策の枠組み再考の結果は2020年上期に公表される見通し。
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