ニュース速報

英国、離脱前の日・EU経済連携協定の移行は不可能=文書

2019年02月22日(金)00時53分

[ロンドン 21日 ロイター] - 英政府は21日に公表した欧州連合(EU)離脱に伴う諸外国との協定移行作業の進捗に関する文書で、日本とEUが締結した経済連携協定(EPA)と同様の協定を離脱前に日本と結ぶことはできないとの見解を示した。

英国は約40件の貿易協定のロールオーバーを検討しているが、条件などで合意できないまま期日の3月29日にEUを離脱することになれば、こうした協定の適用が停止され、英国の対外貿易が阻害される恐れがある。

英国はこれまでにスイス、チリ、イスラエル、パレスチナ自治政府などと協定の継続で合意。ただ今回発表された文書には、今月初めに発効したばかりの日・EU経済連携協定について「この協定は離脱期日までに移行されない」と記載されていた。

同文書によると、日英貿易の規模は年間約280億ポンド。主に自動車、医薬品、機械、金融サービスの貿易が活性化したことで、過去5年で40%増加した。

英国のフォックス国際貿易相は今週、日・EU経済連携協定は2月1日に発効したばかりであるため、英国の対日貿易の大部分はなお同協定を介さずに行われているとの見方を示していた。

英国は日本以外に、アルジェリアやトルコなどとも離脱期日前に貿易協定を移行できないとの見解を示している。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

ロイター
Copyright (C) 2019 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

ニュース速報

ビジネス

米個人消費、4月は前月比13.6%減 過去最大の落

ワールド

米ミネソタ州のデモ、CNN記者が生中継中に逮捕

ワールド

北朝鮮、サイバー攻撃巡る米警告を非難 「イメージ汚

ワールド

EU、中国の香港法制「深く懸念」 対中戦略厳格化で

MAGAZINE

特集:コロナ不況に勝つ最新ミクロ経済学

2020-6・ 2号(5/26発売)

意思決定の深層心理から人間の経済行動を読み解く── コロナ不況を生き残るため最新の経済学を活用せよ

人気ランキング

  • 1

    ギター人気復活を導く「スーパークール」な和製ギター

  • 2

    ブラジルのコロナ無策は高齢者減らしのため?

  • 3

    ロンドンより東京の方が、新型コロナ拡大の条件は揃っているはずだった

  • 4

    「集団免疫」作戦のスウェーデンに異変、死亡率がア…

  • 5

    東京都、新型コロナウイルス新規感染15人 2桁台で3…

  • 6

    コロナショックで孤立無援のイタリアが恨み節──加速…

  • 7

    ブラジル、新型コロナ感染爆発 1日で過去最多2万641…

  • 8

    ミネアポリスの抗議デモが暴動に......略奪から店舗…

  • 9

    米、香港への優遇措置もはや継続できず 中国による…

  • 10

    中国がWHOに送り込んだプロパガンダ宣伝マン

  • 1

    過激演出で話題のドラマ、子役2人が問題行動で炎上 背景には韓国の国民性も?

  • 2

    東京都、新型コロナウイルス新規感染14人に急増 緊急事態宣言解除の目安、3項目中2項目が基準下回る

  • 3

    「イギリスが香港のために立ち上がらないことこそ危機だ」パッテン元総督

  • 4

    新型コロナの死亡率はなぜか人種により異なっている

  • 5

    「集団免疫」作戦のスウェーデンに異変、死亡率がア…

  • 6

    日本の「生ぬるい」新型コロナ対応がうまくいってい…

  • 7

    ギター人気復活を導く「スーパークール」な和製ギター

  • 8

    気味が悪いくらいそっくり......新型コロナを予言し…

  • 9

    北朝鮮の民間経済を圧迫する独裁者の国債

  • 10

    新型コロナよりはるかに厄介なブラジル大統領

  • 1

    「集団免疫」作戦のスウェーデンに異変、死亡率がアメリカや中国の2倍超に

  • 2

    気味が悪いくらいそっくり......新型コロナを予言したウイルス映画が語ること

  • 3

    金正恩「死んだふり」の裏で進んでいた秘密作戦

  • 4

    スズメバチが生きたままカマキリに食べられる動画が…

  • 5

    過激演出で話題のドラマ、子役2人が問題行動で炎上 …

  • 6

    コロナ禍で露呈した「意識低い系」日本人

  • 7

    日本の「生ぬるい」新型コロナ対応がうまくいってい…

  • 8

    優等生シンガポールの感染者数が「東南アジア最悪」…

  • 9

    コロナ独自路線のスウェーデン、死者3000人突破に当…

  • 10

    ロックダウンは必要なかった? 「外出禁止は感染抑…

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

英会話特集 グローバル人材を目指す Newsweek 日本版を読みながらグローバルトレンドを学ぶ
日本再発見 シーズン2
CCCメディアハウス求人情報
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
Wonderful Story
メールマガジン登録
CHALLENGING INNOVATOR
売り切れのないDigital版はこちら

MOOK

ニューズウィーク日本版別冊

絶賛発売中!