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北海ブレント先物が今年初の65ドル乗せ、主要産油国の減産期待で

2019年02月15日(金)11時44分

[シンガポール 15日 ロイター] - アジア時間の原油先物は上昇。米国によるイランやベネズエラへの制裁や、主要産油国の減産期待から買われた。

北海ブレント先物は今年初めて1バレル=65ドル台に上昇。0143GMT(日本時間午前10時43分)時点で、前日終値比0.5%高の64.91ドルで推移している。約3カ月ぶりの高値圏にあり、週足では4.5%高となる見込み。

米WTI原油先物は33セント(0.6%)高の54.74ドル。

世界最大の原油輸出国であるサウジアラビアは輸出を削減し、一段の減産を行う方針を示した。

バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチはリポートで「2019年の北海ブレントは平均で70ドル前後になるだろう。(サウジ、クウェート、アラブ首長国連邦(UAE)による)自主的減産や、(ベネズエラとイランによる)非自主的減産により、石油輸出国機構(OPEC)加盟国の供給が減少するためだ」と指摘。19年第4・四半期のOPEC加盟国による供給は、前年同期比で日量250万バレル減少すると予想した。

*内容を追加しました。

ロイター
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