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トランプ米大統領、体重増で肥満レベルに 専属医「非常に健康」
[ワシントン/シカゴ 14日 ロイター] - 米ホワイトハウスが14日公表したトランプ大統領の健康診断結果によると、トランプ氏の体重は243ポンド(110.2キログラム)と昨年初めの239ポンド(108.4キログラム)から増加し、肥満レベルに達した。ただ「全体的には非常に健康」という。
トランプ氏は先週8日にワシントン郊外のウォルター・リード米軍医療センターで年次健康診断を受けていた。
ハンバーガーやステーキを好み運動はしないことで知られるトランプ氏は、約1年前の診断で主治医から食生活の改善やエクササイズが必要と助言されていた。
側近によると、この1年にトランプ氏は赤身肉の代わりに魚を選ぶ回数を増やしたものの、主な運動は変わらずゴルフだった。
体重が増えたことでトランプ氏のボディー・マス・インデックス(BMI)は「肥満」のカテゴリーに入った。肥満は心臓病のリスクが高まるほか、がん発症リスクとも関連がある。
シカゴ大学病院の医師マシュー・ソレンティーノ氏は「大統領の体重は明らかに重過ぎる」と指摘した。
ただ、トランプ氏の主治医は、健康状態は良好としている。大統領専属医のショーン・コンリー氏はメモで「検査結果、診察、専門医の助言を全て踏まえた上で、大統領は全体的に非常に健康な状態にあるというのが私の診断だ」と説明した。
*内容を追加しました。