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米国株式市場はダウとS&P反落、弱い小売統計が重し
[ニューヨーク 14日 ロイター] - 米国株式市場はダウ工業株30種とS&P総合500種が反落した一方、ナスダック総合は小高く取引を終えた。米中通商協議の進展が期待される一方で、小売統計がさえない内容だったことが重しとなった。
S&P500は序盤の安値から下げ幅を縮小し、3日連続で節目の200日移動平均線を上回る水準を維持した。
予想より軟調な経済指標を受けて米国債利回りが低下したことで金利動向に敏感な金融株が売られ、主要3指数の重しとなった。
北京ではこの日、米中の閣僚級通商協議が始まった。
しかし、商務省が発表した12月の小売売上高が2009年9月以来の大幅な減少となったことで景気減速への懸念が高まり、通商協議を巡る楽観的なムードに冷や水を浴びせた。
S&P500の主要11セクターのうち6セクターがマイナス圏で引け、主要消費財<.SPLRCS>や金融<.SPSY>の下げが目立った。
個別銘柄ではシスコシステムズ
一方、アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)
コカ・コーラ
アマゾン・ドット・コム
エイボン・プロダクツ
ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.21対1の比率で上回った。ナスダックでも1.02対1で値上がり銘柄数が多かった。
米取引所の合算出来高は71億8000万株。直近20営業日の平均は74億3000万株。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 25439.39 -103.88 -0.41 25460.65 25558.90 25308.09 <.DJI>
前営業日終値 25543.27
ナスダック総合 7426.96 +6.58 +0.09 7390.25 7454.42 7375.71 <.IXIC>
前営業日終値 7420.38
S&P総合500種 2745.73 -7.30 -0.27 2743.50 2757.90 2731.23 <.SPX>
前営業日終値 2753.03
ダウ輸送株20種 10537.63 +40.66 +0.39 <.DJT>
ダウ公共株15種 735.43 -1.91 -0.26 <.DJU>
フィラデルフィア半導体 1344.11 +3.40 +0.25 <.SOX>
VIX指数 16.23 +0.58 +3.71 <.VIX>
S&P一般消費財 860.57 -3.80 -0.44 <.SPLRCD>
S&P素材 336.83 -1.87 -0.55 <.SPLRCM>
S&P工業 627.44 -3.71 -0.59 <.SPLRCI>
S&P主要消費財 553.24 -6.81 -1.22 <.SPLRCS>
S&P金融 429.09 -5.03 -1.16 <.SPSY>
S&P不動産 215.67 +0.96 +0.45 <.SPLRCR>
S&Pエネルギー 478.30 +0.73 +0.15 <.SPNY>
S&Pヘルスケア 1058.05 +2.47 +0.23 <.SPXHC>
S&P通信サービス 152.67 +0.33 +0.22 <.SPLRCL>
S&P情報技術 1210.29 +1.48 +0.12 <.SPLRCT>
S&P公益事業 280.89 -0.88 -0.31 <.SPLRCU>
NYSE出来高 9.98億株 <.AD.N>
シカゴ日経先物3月限 ドル建て 21000 - 190 大阪比 <0#NK:>
シカゴ日経先物3月限 円建て 20990 - 200 大阪比 <0#NIY:>