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米大統領、予算案署名は不透明 壁建設費確保に全選択肢検討=報道官
2019年02月14日(木)00時29分
[ワシントン 13日 ロイター] - 米ホワイトハウスのサンダース報道官は13日、政府機関の再閉鎖回避に向けた与野党の原則合意に基づく予算案にトランプ大統領が署名するかは不明と語った。
サンダース報道官は記者団に対し「最終案を見極めたい」とし、「全容に目を通すまで、大統領が署名するとは断言できない」と語った。
これに先立ち、CNN、ワシントン・ポスト紙などの複数メディアは、超党派による予算案の原則合意が議会を通過すれば、トランプ大統領は署名する見通しと報じた。
また、サンダース報道官はフォックス・ニュースとのインタビューで、トランプ米大統領がメキシコ国境の壁建設費の全額確保に向けすべての選択肢を検討していると語った。
報道官は「原則合意はポジティブな内容も含んでいるが、十分でないことは明白だ」と指摘。「トランプ大統領は顧問らと共に壁建設費用全額を確保する全ての選択肢を見極めている」と語った。
議会側近によると、下院では早ければ13日夜にも採決が実施される見通しだが、原則合意はまだ書面化されていない。
予算案は上下両院を通過後、つなぎ予算が失効する15日午前0時までにトランプ大統領が署名する必要がある、
*内容を追加しました。
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