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英経済の鈍化、EU離脱だけが理由ではない=フォックス国際貿易相
2019年02月12日(火)13時46分
[ベルン 11日 ロイター] - 英国のフォックス国際貿易相は11日、同国経済の成長鈍化は欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)だけが理由ではないとの見解を示した。この日発表された2018年の成長率は1.4%と、2012年以来の低水準となった。
フォックス氏は、スイスのベルンでの記者会見で「英国経済へ作用する経済的要因はブレグジットだけだ、と信じている人がいることは明白だ。欧州経済鈍化の見通しは、たとえば中国のような、成長鈍化と無縁ではないことが分かるだろう」と発言。
「世界経済に影響を及ぼしている要因はブレグジットだけだという考えは、まさに的はずれだ」と主張した。
3月29日のEU離脱期限まであと6週間となる中で同氏は、最大野党・労働党のコービン党首が主張する2回目の国民投票が行われる可能性を否定。「わたしが想像する限り、行われる確率はゼロに近い」と述べた。
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