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米下院情報委、すべてのロシア疑惑関連記録をモラー特別検察官に提出へ
[ワシントン 25日 ロイター] - 米議会下院情報委員会は、米大統領選挙へのロシアによる介入疑惑に関連する調査の記録すべてを同疑惑を捜査するモラー特別検察官に提出する。同委員会のシフ委員長(民主党)が25日、明らかにした。
モラー特別検察官はこの日、トランプ米大統領の長年の盟友で、2016年の大統領選で陣営顧問を務めたロジャー・ストーン容疑者を訴追したと発表した。
シフ委員長は声明でストーン容疑者について、「下院情報委員会で偽証した疑いで訴追されたか、有罪を認めたかした2人目の証人となる」とし、「情報委員会は先ず、モラー特別検察官にすべての記録を提出する」とした。
前日にはトランプ大統領の元顧問弁護士マイケル・コーエン被告に対し上院情報委員会が同被告に対し召喚状を送ったことが明らかになっている。
同被告は下院監視・政府改革委員会で2月7日に行う予定だった証言をトランプ氏から脅されていることを理由に延期。[nL3N1ZO5HB] 下院情報委員会のシフ委員長、および下院監視・政府改革委員会のカミングス委員長(民主党)はともに、コーエン被告はそれぞれの委員会で証言することになるとの見通しを示している。
コーエン被告はロシア疑惑を巡る偽証罪などで起訴された後、司法取引に応じ、昨年12月に禁錮3年の刑が言い渡された。3月に刑務所に収監される。
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