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英中銀は「受身でなく慎重に」対応へ、EU離脱後=カーニー総裁
2019年01月10日(木)03時15分
[ロンドン 9日 ロイター] - イングランド銀行(英中銀)のカーニー総裁は9日、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)後、英中銀が「受身ではなく、慎重に」状況に対応していくと語った。
カーニー総裁は「英中銀の金融政策決定委員会は金融政策の観点から、経済がいずれの方向に進んでも対応できるよう十分な用意を整えている。われわれは必要となる手段を有しており、受身ではなく、慎重に対応していく」と語った。
また、為替相場の動きは金利が適切な道筋にあるかどうかを示す一つの要素にすぎないと指摘。その上で、ポンドの動きは英物価に持続的な影響を及ぼす傾向があり、そのためインフレ見通しに大幅な影響を与えたと述べた。
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