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英賃金、8─10月は前年比+3.3% 10年ぶりの大幅増
2018年12月11日(火)19時11分
[ロンドン 11日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が発表した8─10月の平均週間賃金(ボーナスを含む)は、前年比3.3%増と、2008年5─7月以来約10年ぶりの大幅な増加を記録した。
英国は欧州連合(EU)離脱を控えているが、労働市場が引き続き好調なことが浮き彫りとなった。
予想中央値は3.0%増だった。
8─10月の平均週間賃金(ボーナスを除く)も前年比3.3%増と、2008年末以来の大幅な伸びを記録。
8─10月の失業率は4.1%と、1970年代以降の最低水準に迫っている。
賃金の上昇ペースは、金融危機前の4%を引き続き下回っているが、インフレを調整した実質ベースでは1.1%と、2016年末以来の高水準に達している。
8─10月の就業者数は7万9000人増。ロイターがまとめたすべてのアナリスト予想を上回った。
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