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米経済「極めて堅調」、恩恵は主要都市に集中=米FRB議長
2018年12月07日(金)09時40分
[6日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は、米経済は「全般的に極めて堅調に推移している」との認識を示した。住宅に関する会合での講演の準備原稿で述べた。
議長は労働市場について、失業率が50年ぶりの低さとなる中「多くの全国レベルの指標で非常に力強いことが示されている」と述べた。
準備原稿では、金融政策や、次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)については触れられなかった。
議長は、現在の景気回復の恩恵は主要都市に集中しており、全国に均等に波及してはいないと指摘。「一部のコミュニティーはまだ、回復の恩恵を実感できていない」との見方を示した。米国では、失業率が依然として2桁に達している郡が少なくはなく、地方の家庭のおよそ3分の1がまだ、ブロードバンドインターネットを導入していないという。
*内容を追加しました。
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