『アステイオン』本誌

1988/7月発売
vol009

特集:アメリカの底力を探る

1988/7発売

目次

【巻頭一〇〇枚】

  • アメリカの底力を探る――文明衰亡史観を排す猪木武徳

【ワールド・ダイアローグ】

  • 二十一世紀に文学は生き残るか?ソール・ベロー
    +ハーバート・パッシン

【独立論文】

  • いまこそ大学論を木田 宏
  • 太平洋戦争史観の変遷有泉貞夫
  • あらためて個人主義とは何か――日本文化の世界性 続山崎正和
  • ハリウッド映画が「引用」されるとき喜志哲雄
  • 劇場はできたけれど......松葉一清
  • 「詩の国」の詩造り荒川洋治

【連載】

  • 花顔の人――花柳章太郎伝①大笹吉雄
  • 大正幻影(9)谷崎潤一郎の「支那」趣味川本三郎

  • 別離歌二首そして夏歌一首丸谷才一
  • 病める自分の物語土居健郎
  • 知的刺激溢れるリゾート・タウン加藤幹雄
  • タイ現代文学の苦闘吉岡みね子
  • 一万円のハンカチが売れる西村吉雄
  • 男もすなる家政学篠塚英子
  • 発見された江戸初期の大名日記二木謙一
  • 批判勢力の奇妙な消滅――西欧のもう一つの変貌ラルフ・ダーレンドルフ
  • 谷崎潤一郎著特製本『細雪』ドナルド・キーン
  • 花柳章太郞の世界編集部
  • 元気の出る歴史学――宮崎市定の歴史認識向井 敏
  • 橋からの眺め半藤一利
  • ルドミッラ・アレクセーエワ著『ソビエトの異論派』
    ペレストロイカを揺がすイスラム勢力
    山内昌之
  • 『歎異抄』 「あの世」のこと梅原 猛
  • 岡崎久彦著『陸奥宗光』 国家観をもつ外交官北岡伸一+粕谷一希
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