[ロンドン 6日 ロイター] - 英スタンダード・チャータード(スタンチャート)銀行<STAN.L>は、英政府による銀行への課税が再び引き上げられる見通しとし、本社をロンドンに維持するか、アジアへ移転するか検討する上で、こうした税負担の増加が主要な問題となっていると指摘した。ジョン・ピース会長が年次株主総会で述べた。

会長は現時点で移転の計画はないとしながらも、引き続き見直しを続ける考えを示した。

「銀行課税が再び引き上げられる可能性があり、当社グループへの影響を踏まえ、この問題について株主の意見を慎重に聞いている」とした。

ライバルの英HSBC<HSBA.L>も本社移転の可能性をめぐり正式な見直し作業に着手しており、数カ月以内に決定する意向を示している。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。