[ソウル 10日 ロイター] - 中国の習近平国家主席は、訪朝を終えて謝意を伝えるメッセージで、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記と「重要な合意」に達し、地域および世界の平和を守ることで一致したと述べた。北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)が10日に伝えた。
習氏は双方が「共通の関心事について踏み込んだ意見を交換し、一連の重要な共通認識に達した」とし、関係を一段と深める決意を反映したものだと述べた。
今後について、「根本的かつ長期的な利益に基づき」金氏と協力し、二国間関係を「着実に守り、強固にし、発展させる」とともに、地域および世界の平和と発展に一層貢献していく意向を示した。
また、今回の訪問は「成功裏に終わった」とし、両国関係が「新たな歴史的段階」に入ったと表明。金氏との再会に期待を示した。
習氏は8─9日に平壌を訪問した。北朝鮮を訪れるのは7年ぶり。中国国営の新華社通信によると、習氏は今回の訪問でより深く包括的な相互理解が築かれ、関係発展に向けたより明確な道筋が示されたと述べた。
両国の国営メディアによると、両首脳は政治・経済・文化にわたる分野での協力拡大で合意し、両政府間のより緊密な戦略的意思疎通を確認した。
10日のKCNAの別の報道によると、両首脳は朝鮮戦争で戦死した中国兵を追悼する平壌の「中朝友誼塔」を訪問したほか、朝鮮労働党の幹部養成機関を視察した。