Paul Sandle

[ロンドン 8日 ロイター] - 米配車大手ウーバーは、規制当局による事業開始許可が下り次第、英ロンドンで初となる自動運転タクシー(ロボタクシー)事業を開始する意向で、8日からユーザー登録の受け付けを開始したと明らかにした。数カ月以内にも当局の許可が得られる見通しだという。

自動運転車両は英新興企業ウェイブの人工知能(AI)技術を活用する。ロンドンの街中を走行するが、当初は訓練を受けたオペレーター(安全運転手)が運転席に座り、システムを監視する。

「ウーバー×ウェイブ」ブランドで運行するのは、米フォード・モーターの電動SUV(スポーツタイプ多目的車)「マスタング・マッハE」。車載カメラとレーダーを搭載し、収集されたデータは社内で処理する。ウェイブ幹部によると、この技術は2018年からロンドンの公道でテストを重ねてきたという。

ロイターが5日に行った試乗では、車両はバスの出入り、自転車のすり抜け、歩行者の急な横断など、ロンドン特有の複雑な交通状況にもうまく対応した。

英政府は安全運転手が同乗しないロボタクシーの試験運用を優先的に進める方針を示している。

ロボタクシーは既に米国の西部カリフォルニア州サンフランシスコやロサンゼルス、アリゾナ州フェニックス、中国の都市で運行している。しかし欧州では、現地の法規制や歴史的に複雑な道路網などの理由から導入ペースは遅れている。

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