[シドニー 9日 ロイター] - ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)が9日発表した5月の企業景況感指数は、前月から横ばいとなった。売り上げがやや改善した。一方、コスト圧力が利益率を圧迫する中、企業信頼感指数は依然として低迷している。
企業景況感指数はプラス3で、4カ月続いた低下に歯止めがかかった。企業信頼感指数はマイナス14と、極めて悲観的だった4月のマイナス23からは改善した。
NABのエコノミスト、マイケル・ヘイズ氏は「世界的な不確実性が続き、国内の景気が軟化し、コスト圧力が高止まりする中、企業信頼感は引き続き非常に弱く、全業種でマイナス圏にとどまっている」と指摘。
「特に収益性に関するサブ指数は長期平均から最も大きく下方に振れており、利益率への圧力が続いていることを示している」と述べた。
コスト関連の指数はいくぶん緩和したものの、歴史的には高水準にとどまった。設備稼働率は2025年初頭以来初めて82%を下回り、景気減速を反映する動きとなった。