Jasper Ward Asif Shahzad Akanksha Khushi

[ワシントン/イスラマバード 24日 ロイター] - トランプ米大統領は24日、イランとの合意を急がないよう担当者に指示したと明らかにした。前日に双方が早期の合意に期待を示していたが、これに水を差す形となった。

ホルムズ海峡での米国によるイラン船舶への封鎖措置は「合意が成立し、認証され、署名されるまで完全な形で維持される」とSNSのトゥルース・ソーシャルに投稿した。

交渉は前進しておりイランとの関係はより専門的で生産的なものになったと指摘。一方で「双方とも時間をかけて正しく進める必要がある。間違いは許されない」と述べた。

トランプ氏は前日、イランとの和平合意に関する覚書について「大部分の交渉」がまとまり、「合意の最終的な部分と詳細について現在協議しており、間もなく発表する」としていた。

イランのタスニム通信は関係筋の話として、1ー2の条項を巡り依然として相違が残っているとし、米国が障害を生み続ける限り、最終的な合意には至らないだろうと報じた。

またハメネイ師の軍事顧問は、イランにはホルムズ海峡を管理する法的権利があると述べた。ただ、どの船舶の通過を認めるかを引き続き決定することを意味するのかは不明だ。

イラン革命防衛隊によると、過去24時間でイラン政府の許可を得て同海峡を通過した船舶は33隻。戦争前の140隻にはなお遠く及ばない。

トランプ氏は23日にイスラエルのネタニヤフ首相と電話会談した。ネタニヤフ氏は24日、イランとの最終合意は核の脅威を取り除くものでなければならないという点でトランプ氏と一致したと表明。「イランの核濃縮施設を解体し、濃縮済み核物質をイラン領内から搬出することを意味する」と述べた。

さらにネタニヤフ氏は、レバノンを含むあらゆる方面の脅威からイスラエルが自衛する権利を、トランプ氏が「改めて確認した」と語った。

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