高口康太

ジャーナリスト、千葉大学客員准教授。1976年生まれ。千葉大学人文社会科学研究科(博士課程)単位取得退学。著書に『幸福な監視国家・中国』(共著、NHK出版新書)、『プロトタイプシティ』(共著、KADOKAWA、2021年大平正芳記念賞特別賞受賞)、『中国「コロナ封じ」の虚実』『中国S級B級論――発展途上と最先端が混在する国』(編著、さくら舎)、『現代中国経営者列伝』(星海社新書)など。

中国

女子高生AI「りんな」より多才な人工知能が中国で生まれたワケ

2016.05.24
中国

がんの最新治療法を見つけ治療を受けた大学生が死亡、「詐欺広告だった」と体験談を遺す

ネットで爆発的に拡散した「魏則西事件」を題材に、「百度」「莆田系」という2つのキーワードから中国社会を読み解く 

2016.05.15
スポーツ

サッカー界でも吹き荒れる中国「爆買い」の不都合な真実

プレミアを抜き世界一の移籍金、そしてアジア王者の広州恒大は時価総額世界一のチームになったが、その裏には…… 

2016.05.06
対日観

中国は反日? 台湾は親日? 熊本地震から考える七面倒くさい話

「反日」であれ「親日に変わった」であれ、わかりやすいストーリーから短絡的に結論を出すのは間違いだ 

2016.04.26
中国

庶民の物価ジョークから考える中国経済改革の行方

野菜や豚肉の価格が高騰する中国。投機マネーを取り締まるはずだった李克強首相の「リコノミクス」はどこへ消えてしまったのか 

2016.04.15
中国メディア

4.3億回、中国人に再生された日本人クリエイター

投資マネーの殺到する「自媒体(セルフメディア)」業界で、若者の支持を受け「中国版ユーチューバー」として活躍する山下智博とは何者か 

2016.04.11
中国人観光客

香港・マカオ4泊5日、完全無料、ただし監禁――中国「爆買い」ツアーの闇

ぼったくりが横行、殺人まで起きたブラックな旅行ビジネスが、日本も含め各国に広がっている 

2016.03.24
中国

アップルも撃沈させた中国一恐ろしいテレビ特番、今年の被害者は?

毎年3月15日に放送され、庶民は喜ぶ一方、中国企業も外国企業も恐れおののくCCTVの番組『315晩会』とは何か 

2016.03.17
中国

中国ドラマ規制リスト:学園ドラマも刑事ドラマも禁止!

政治問題だけではない驚きの「禁止」オンパレード。中国のドラマ制作者たちは一体どうやって規制をかいくぐっているのか? 

2016.03.14
中国

「人民よ、いもを食べろ!」中国じゃがいも主食化計画のワケ

戦時下でもないのに「第四の主食にせよ」と政府が大号令。その裏には深刻な水不足があるが、SNSでの反応は芳しくなくて…… 

2016.03.04
経営者

シャープ買収を目指す鴻海の異才・郭台銘は「炎上王」だった

「尖閣を買収する」「自殺は打たれ弱いから」……台湾No.1企業会長のキャラクターは、日本の企業文化に爆弾のような影響をもたらす 

2016.02.26
中国社会

「農村=貧困」では本当の中国を理解できない

子供が貧困から自殺、親が出稼ぎでチンピラ化、土地収用で成金に、ECサイトで村ごと大儲け……知られざる多様な農村の姿 

2016.02.19
香港社会

香港で起こった「革命」はなぜ市民の支持を失ったか

旧正月に群衆と警官との衝突があり「魚蛋革命(フィッシュボール革命)」と呼ばれたが、その実態は暴徒の騒乱だった 

2016.02.13
中国人観光客

銀座定点観測7年目、ミスマッチが目立つ今年の「爆買い」商戦

日本側は準備万端だが、マナーの悪い中国人は消え、注目の大型免税店は閑古鳥、個人旅行客の本音は…… 

2016.02.04
台湾

2つのアイドル謝罪、「社会の縮図」と「欺圧の現実」

日本のSMAPと台湾のツウィ(周子瑜)、両者の「謝罪会見」には類似点もあったが、16歳女性アイドルの謝罪は中華圏ならではの影響をもたらした 

2016.01.29
総選挙

【台湾現地レポート】ミュージシャン出身委員も誕生させた民主主義の「成熟」

史上最低の投票率にもかかわらず、蔡英文を初の女性総統に当選させ、野党圧勝を実現させたものは何だったのか 

2016.01.18
中国経済

「人民元は急落しません!」で(逆に)元売りに走る中国人

政府が説明すればするほど「元安はまだ続く」と裏を読む、投資好き一般市民たちの悲喜こもごも 

2016.01.15
言論

香港名物「政治ゴシップ本」の根絶を狙う中国

書店関係者「連続失踪」の影には、薄熙来の重慶モデルを踏襲したかのような、習近平体制の検閲ライン厳格化がある 

2016.01.07
中国

人権派弁護士の「RTが多いから有罪」判決が意味するもの

懲役3年執行猶予3年となったが、内側からの改革を目指した浦志強の試みは、本来は政権にとって歓迎すべきものであったはずだ 

2015.12.25
中国

世界2位の経済大国の「隠蔽工作ショー」へようこそ

「ペンキ緑化」から「ビニール袋羊」まで、地方官僚のトンデモ工作・統計ごまかしを阻止するにはもはや民主化しかない!? 

2015.12.17
MAGAZINE
特集:老人極貧社会 韓国
特集:老人極貧社会 韓国
2024年4月23日号(4/16発売)

地下鉄宅配に古紙回収......繁栄から取り残され、韓国のシニア層は貧困にあえいでいる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なない理由が明らかに

  • 2

    価値は疑わしくコストは膨大...偉大なるリニア計画って必要なの?

  • 3

    【画像】【動画】ヨルダン王室が人類を救う? 慈悲深くも「勇ましい」空軍のサルマ王女

  • 4

    「毛むくじゃら乳首ブラ」「縫った女性器パンツ」の…

  • 5

    パリ五輪は、オリンピックの歴史上最悪の悲劇「1972…

  • 6

    人類史上最速の人口減少国・韓国...状況を好転させる…

  • 7

    「イスラエルに300発撃って戦果はほぼゼロ」をイラン…

  • 8

    ヨルダン王女、イランの無人機5機を撃墜して人類への…

  • 9

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 10

    アメリカ製ドローンはウクライナで役に立たなかった

  • 1

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 2

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なない理由が明らかに

  • 3

    NASAが月面を横切るUFOのような写真を公開、その正体は

  • 4

    犬に覚せい剤を打って捨てた飼い主に怒りが広がる...…

  • 5

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 6

    帰宅した女性が目撃したのは、ヘビが「愛猫」の首を…

  • 7

    攻撃と迎撃の区別もつかない?──イランの数百の無人…

  • 8

    「もしカップメンだけで生活したら...」生物学者と料…

  • 9

    温泉じゃなく銭湯! 外国人も魅了する銭湯という日本…

  • 10

    アインシュタインはオッペンハイマーを「愚か者」と…

  • 1

    人から褒められた時、どう返事してますか? ブッダが説いた「どんどん伸びる人の返し文句」

  • 2

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 3

    88歳の現役医師が健康のために「絶対にしない3つのこと」目からうろこの健康法

  • 4

    ロシアの迫撃砲RBU6000「スメルチ2」、爆発・炎上の…

  • 5

    バルチック艦隊、自国の船をミサイル「誤爆」で撃沈…

  • 6

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 7

    巨匠コンビによる「戦争観が古すぎる」ドラマ『マス…

  • 8

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 9

    1500年前の中国の皇帝・武帝の「顔」、DNAから復元に…

  • 10

    浴室で虫を発見、よく見てみると...男性が思わず悲鳴…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中