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中東情勢

子ども84人死亡、66万人超が避難...あまり報じられないレバノンで深刻化する人道危機の実態

2026年3月11日(水)08時50分
イスラエルによるレバノン攻撃後に立ち上がる煙

2026年3月9日、イスラエルによるレバノン攻撃後に立ち上がる煙。REUTERS/Karamallah Daher

中東紛争の拡大を受け、レ​バノンの人道危機が深刻化している。⁠国連2機関によると、​子ども84人が死亡、66万7000人以上が避難を余儀なくされるなど、同国内で大規模な混乱が生じている。

イラン支援下にあるレ⁠バノンの武装組織ヒズボラがイスラエルに向けてロケット⁠弾や​ドローンを発射し、イスラエルがこれに爆撃で応戦したことで、レバノンは米国とイスラエルによるイラン攻撃に巻き込まれた。


世界保健機関(WHO)幹部は、⁠イスラエルがヒズボ‌ラのインフラを標的にしていると主張す⁠る空⁠爆が、民間人の命を危険にさらしていると非難した。WHOによると、これまでに計486人が死亡、1313人が負傷しており、そのうち259人は‌子どもだという。

国連難民高等​弁務‌官事務所(UNHCR)は、⁠レバノ​ンにおける現在の避難民増加率は、2023年から24年にかけてのヒズボラとイスラエル間の戦争時の水準を上回っていると発表した。当時‌は、レバノン国内で88万6000人が国内避難民となり、数万人のイスラ​エル人がレバノン⁠国境付近の北部の町から避難した。

今週レバノンで避難民が急増したのは、イス​ラエル軍がレバノン南部とベイルートの人口密集地南部郊外に大規模な避難命令を出したためとみられる。



[ロイター]


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