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北朝鮮の消えた政権ナンバー2は処刑されたのか?

2017年12月15日(金)15時00分
ソフィア・ロット・ペルシオ

白頭山登山のニュースは韓国メディアの様々な憶測を呼んでいる。白頭山登山の直後には、金正恩が最側近で叔母の夫の張成沢(チャン・ソンテク)を処刑するなど重大な決定が行われているからだ。

さらに黄は、北朝鮮の核開発に深く関与しているにもかかわらず、11日に開催された第8回軍需工業大会に欠席している。

金正恩政権下では最高幹部の粛清がしばしば起きている。その背景には、不手際があった者や行き過ぎた権力を持った者を見せしめとして粛清することで、統率力を維持したい金正恩の思惑がある。

北朝鮮分析サイト「38ノース」の専門家マイケル・マッデンは、先月ロイターの取材に対して「たとえ崔との権力闘争がなかったとしても、黄が政権ナンバー2の立場を維持することはできなかったかもしれない」と語っている。

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