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核兵器

トランプ「炎と怒り」はトルーマンの原爆投下演説に似ている

2017年8月9日(水)19時09分
グレッグ・プライス

トルーマンは1945年8月6日の演説の冒頭でこう言った。「16時間前、米軍機が広島に1個の爆弾を投下し、敵の重要拠点を破壊した。この爆弾にはTNT2万トン以上の威力がある」

日本が1941年12月に米ハワイの真珠湾を攻撃したせいでアメリカが第二次大戦に参戦することになった経緯に触れつつ、自分が投下したばかりの爆弾にどれほどの威力があるか、余さず説明した。

「これは原子爆弾だ」とトルーマンは宣言した。「宇宙の基本的エネルギーを利用したものだ。太陽がその源としているエネルギーが、極東に戦争をもたらした者たちに向かって放たれた」

最後通告を拒否した罰

トルーマンは、日本が降伏の最後通告を受け入れなければ再び攻撃する用意があると言った。

そして8月9日、長崎に2発目の原爆が落ちた。広島では14万人、長崎では7万人が犠牲になった。

トランプは今こそ歴史の教訓に学ぶべきだ。

(翻訳:河原里香)



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