最新記事

トランプ政権

オバマ政権のライチョウ保護計画見直し、米当局が石油開発優先で

2017年8月8日(火)17時10分

8月7日、米内務省は、オバマ前大統領時代に打ち出されたライチョウ保護計画の見直しに入った。ライチョウの種を保存すると同時に、生息地である西部各州における石油開発の機会拡大を目指すとしている。提供写真((2017年 ロイター/U.S. Bureau of Land Management)

米内務省は7日、オバマ前大統領時代に打ち出されたライチョウ保護計画の見直しに入った。ライチョウの種を保存すると同時に、生息地である西部各州における石油開発の機会拡大を目指すとしている。

この動きは、計画が厳格すぎるとする石油業界にとっては追い風となる一方、トランプ大統領の下で野生動物保護が弱まることを懸念する環境保護団体にとっては痛手となった。

ジンキ内務長官はメモで、9項目の計画変更を指示。長官は6月、「ライチョウと生息地を保護すると同時に、環境保護活動が地域の経済好機を阻害しないよう」計画を見直す必要があると発言していた。

見直しには、生息地管理や鉱区賃貸借および開発を巡る交渉において、州がより柔軟な対応をできるようにする狙いがあるという。

ライチョウの保護計画はオバマ前政権が2015年に策定。一定の保護措置を義務付けているものの、開発をはるかに厳しく規制する条件となる絶滅が危惧される種の指定に至っておらず、産業界との妥協の産物とされた。それでも、西部地域の一部鉱山・石油掘削業界関係者らは、計画は厳格すぎて経済発展の弊害となっていると反発していた。

[ワシントン 7日 ロイター]


120x28 Reuters.gif

Copyright (C) 2017トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

ニュース速報

ビジネス

ドル111円半ばへ小幅反発、勢いなし

ワールド

北朝鮮、板門店の警備兵を交代=聯合ニュース

ビジネス

日経平均は3日続伸、物色意欲が強く安寄り後切り返す

ワールド

アイルランド、政権崩壊の危機 12月のEUサミット

MAGAZINE

特集:北朝鮮の歴史

2017-11・28号(11/21発売)

核・ミサイル開発に日本人拉致問題、テロ活動...... 不可解過ぎる「金王朝」を歴史で読み解く

グローバル人材を目指す

人気ランキング

  • 1

    北朝鮮の金正恩指導部に亀裂? 最側近の軍司令官を処罰

  • 2

    北朝鮮「亡命兵士」の腸が寄生虫だらけになった理由

  • 3

    東日本大震災の瓦礫に乗って、外来種がやって来た

  • 4

    「筋トレは、がんによる死亡リスクを31%下げる」と…

  • 5

    北朝鮮「亡命兵士」の命を脅かす寄生虫の恐怖

  • 6

    北朝鮮、亡命の兵士を追って軍事境界線を越境してい…

  • 7

    北朝鮮「兵士亡命」が戦争の引き金を引く可能性

  • 8

    ジャーマンシェパード2頭に1頭が安楽死 見た目重視…

  • 9

    もう体に合わないことはない! ZOZO、採寸用ボディ…

  • 10

    NYは毒入りリンゴ? 子ども5400人が鉛中毒に

  • 1

    北朝鮮「亡命兵士」の腸が寄生虫だらけになった理由

  • 2

    北朝鮮「亡命兵士」の命を脅かす寄生虫の恐怖

  • 3

    サンフランシスコ「従軍慰安婦像」への大阪市対応は慎重に

  • 4

    北朝鮮「兵士亡命」が戦争の引き金を引く可能性

  • 5

    北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは...

  • 6

    飛び級を許さない日本の悪しき年齢主義

  • 7

    北朝鮮の金正恩指導部に亀裂? 最側近の軍司令官を処罰

  • 8

    東日本大震災の瓦礫に乗って、外来種がやって来た

  • 9

    「クラスで一番の美人は金正恩の性奴隷になった」

  • 10

    「筋トレは、がんによる死亡リスクを31%下げる」と…

  • 1

    北朝鮮「亡命兵士」の腸が寄生虫だらけになった理由

  • 2

    北朝鮮の電磁パルス攻撃で「アメリカ国民90%死亡」――専門家が警告

  • 3

    北朝鮮「兵士亡命」が戦争の引き金を引く可能性

  • 4

    北朝鮮「亡命兵士」の命を脅かす寄生虫の恐怖

  • 5

    「クラスで一番の美人は金正恩の性奴隷になった」

  • 6

    人はロボットともセックスしたい──報告書

  • 7

    北朝鮮経済の「心臓」を病んだ金正恩─電力不足で節約…

  • 8

    トランプは宣戦布告もせず北朝鮮を攻撃しかねない

  • 9

    北朝鮮危機「アメリカには安倍晋三が必要だ」

  • 10

    「トランプ歓迎会に元慰安婦」の陰に中国?

PICTURE POWER

レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

全く新しい政治塾開講。あなたも、政治しちゃおう。
日本再発見 シーズン2
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
メールマガジン登録
売り切れのないDigital版はこちら

MOOK

ニューズウィーク日本版 特別編集

最新版 アルツハイマー入門

絶賛発売中!

STORIES ARCHIVE

  • 2017年11月
  • 2017年10月
  • 2017年9月
  • 2017年8月
  • 2017年7月
  • 2017年6月