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選挙ベネズエラ制憲議会選、電子投票システムの納入会社が不正指摘
8月2日、ベネズエラで7月30日に実施された制憲議会選挙について、同国に電子投票システムを提供している英スマートティックは、選挙管理当局が発表した約810万人という投票者数について、少なくとも100万人が水増しされていると指摘した。マドゥロ大統領(左)は反論し、選挙の正統性を主張している。提供写真。カラカスで2日に撮影(2017年 ロイター)
ベネズエラで7月30日に実施された制憲議会選挙について、同国に電子投票システムを提供している英スマートティックは2日、選挙管理当局が発表した約810万人という投票者数について、少なくとも100万人が水増しされていると指摘した。マドゥロ大統領は反論し、選挙の正統性を主張している。
スマートティックは2004年からベネズエラにシステムを提供している。同社は選管の発表について、「間違いなく投票結果は改ざんされている。実際の投票数と当局が発表した数の間に少なくとも100万票の差がある」と不正を指摘した。
選挙をボイコットした野党側は、当局の投票結果の受け入れを拒否している。マドゥロ大統領は選挙を正当化するために結果を水増したとみられている。
マドゥロ大統領は支持者を前に「誰もこの選挙に傷を付けることはできない。この選挙は、投票前も後も透明性を確保し、監査の下に行われた」と主張した。
大統領は、4日に制憲議会を招集する意向を表明している。