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聖域都市への補助金停止のトランプ大統領令、連邦地裁が差し止め

2017年4月26日(水)08時40分

4月25日、米カリフォルニア州サンフランシスコの連邦地裁は、不法移民に寛容な「サンクチュアリ・シティー(聖域都市)」に対する連邦政府の補助金交付を停止するとした大統領令について、差し止めを命じた。写真はトランプ米大統領。ホワイトハウスで20日撮影(2017年 ロイター/Aaron P. Bernstein)

米カリフォルニア州サンフランシスコの連邦地裁は25日、不法移民に寛容な「サンクチュアリ・シティー(聖域都市)」に対する連邦政府の補助金交付を停止するとした大統領令について、差し止めを命じた。

連邦地裁はトランプ大統領が1月25日に署名した聖域都市に関する大統領令について、幅広い分野の連邦補助金を対象としたものだと指摘し、同大統領令を違憲として提訴している原告側の主張が認められる可能性が高いとした。

米司法省やホワイトハウスのコメントは現時点で得られていない。

司法省は前週、カリフォルニア州やニューヨーク市のほか、シカゴやフィラデルフィアなどの都市や郡に対し、6月末までに法律違反がないことを連邦政府に証明しなければ、補助金を停止する可能性があると警告した。

[ロイター]


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